「住まいの町医者」住環境工房らしんばんのホームページ〜らしんばんの玉手箱〜へようこそ

 
 私たちは木造住宅の耐震化率向上を目指して、真の耐震診断・耐震補強工事に取り組んでいます。

 

住まいのリフォーム塾会社概要スタッフ紹介|Q&A|お問合せHOME

 
     
 ごあいさつ住まいの健康診断耐震リフォーム施工例[新築・リフォーム]らしんばん・かわらばん 
 

施工例

丁寧な施工を心掛ける、熱意に満ちた工事スタッフと共に、お客様の夢をカタチにしています。

 
 

 

新築 事例一覧に戻る

 

住む人と住まいの健康と長生きを考えて〜友丘の家〜*スタッフ自邸
所在地福岡県福岡市
竣工平成17年3月

 

◆コンセプト◆

この住まいは、高齢者から乳幼児までを含む5人が住む、いわゆる3世代住宅で す。このようにさまざまな世代が過ごす住まいは、なるべく「平面」生活(いわゆる平屋建て)が理想的ですが、敷地面積、建ペイ率や容積率の点で、必要な居室数・広さを得るため、複層階建てと なりました。

平面計画では、世代間のコミュニケーションを円滑にするために、上下階のつながりをどのように保たせるかが 大きな課題でした。お互いの気配をごく自然に感じることが出来る空間提案として、吹き抜けやオープンスペースを介して、程よく音や光を共有させることにし ました。

 

◆平面図◆

1階

2階

 

 

◆玄関・ホール◆

玄関の土間一続きには、玄関側から格子ドア(注文製作)を隔てて、土足のまま入れる収納部を設置。

普段は履かない靴や、折りたたみ傘などを収納できる壁面収納も設置。 

 

◆茶の間◆

ホールから入ってすぐ、「茶の間」になります。ここを通らないと2階へいけないので、家族が自然に顔を合わせることになります。 

床はやさしい風合いの無垢材「ノーザンアッシュ」を採用。その表面は自然の風合いを損なわないよう、木部にしっかり浸み込むタイプの保護塗料「プラネットカラー」で仕上げています。

床材:潟jッシンイクス 「 ノーザンアッシュ」

塗料:葛磨産直木材市場 「プラネットカラー」

 

 

◆共有スペース◆

2階はリビングのような、子供室のような、家族みんなで共有する「多目的ルーム」。階段や吹き抜けにつながっているので、1階との空気を共有し、上下階の気配が感じられます。 床は節や板目の表情が面白い無垢材「オーストラリア桧」を採用。その表面は自然の風合いを損なわないよう、木部にしっかり浸み込むタイプの保護塗料「プラネットカラー」で仕上げています。

床材:潟jッシンイクス 「オーストラリア桧」

塗料:葛磨産直木材市場 「プラネットカラー」

 

◆水まわり◆

 

独立型のキッチン空間。システムキッチンはI型2700ミリ。コンロはIHヒーターを採用。シンク下の足元はゴミ箱などを置くためにオープンな造りに。

キッチン背面壁には同じく間口2700程の食器収納棚を造作。上下に分割したタイプで、普段使わないものなども天井まで目一杯収納できます。

 

1200ミリの幅の洗面カウンター。小物は両脇の壁の厚みを利用したニッチに収納。また腰掛けて着替えができるように、ベンチをオーダーで製作。下部は引き出しになっているので、タオル類を収納するのに重宝します。 

足元は水濡れに強いタイル張り。タイルというと「冷たい」という印象がありますが、このタイルはサー モタイルの一種で、足裏の熱を奪いにくいという特徴があります。

サーモタイル:蟹NAX「ミルキーDX」

 

浴室は出入りのしやすいバリアフリー3枚引き戸。

洗濯機のスペースを浴室横に設置しました。ハンガーや洗剤など、こまごまとしたものは壁の厚み(ダクトスペース脇の壁が厚い部分)を利用して、 収納できるようになっています。

1階トイレは、0.75坪サイズ(柱芯で間口1365×奥行き1820)の広さで、手洗いカウンターを設置しても、なおゆったり感のある空間です。将来トイレ介助が必要になった時に、介助者側のスペースも確保できます。2階のトイレは0.4坪サイズ。狭さを感じないコンパクトな便器を採用。足元の大形タイルは水ハネしてもさっと拭き取れるので、掃除がラクラクです。

 

◆そのほか居室いろいろ◆

イメージ一新…ワインレッドのような深みのある色合いの無垢フローリングは「ブラジリアンハードチェリー」。板ごとに色味(濃淡)が違っても、板幅が130ミリと広幅なので、しつこく感じられません。

9帖ほどの広さですが、壁や天井が白っぽいので、広く感じられます。 

床材:潟jッシンイクス 「ブラジリアンハードチェリー」

 

 

 

収納は天井まで一気に開放できる折れ戸。段板の位置は身長に合わせた高さに設置したので、布団など物の出し入れもしやすくなります。衣類や布団など湿気やニオイが気になる物を収納するので、収納内部は桐集成材で仕上げています。
 

4.5帖の広さに、床の間、仏間を造作し、部屋としての機能だけは本格派。壁はニオイを取ったり、湿気を調整する「珪藻土」塗り壁。畳は「沖縄ビーグ畳」を用い、見た目にも落ち着いた印象に仕上がっています。

珪藻土:フジワラ化学「和美」

沖縄ビーグ畳:潟sソコモド

8帖の和洋室。ここは個室として利用するため、家具を置いたり、広縁代わりに使えるように畳の周囲を無垢フローリングで板張りにしています。畳は縁なし半畳サイズの「琉球畳」です。

琉球畳:潟sソコモド

 

 

◆後記:エアブレス体験談◆

24時間換気システムの場合、室温を効率よく管理するためには、外気の影響を受けにくくすることがカギ。このためにも、しっかり気密・断熱していなければなりません。

つまり隙間風が殆どないということ。だから寒いからといって石油ファンヒーターを使ってしまっては、あっという間に空気が汚れてしまい、換気能力が追いつきません。

かといって、空気が汚れない点が魅力のエアコンは、吹き出す温風で気分が悪くなったり、足もとの埃が舞ったりして、快適性が今ひとつ…。

などと、いろいろ検討した結果、24時間換気に暖房方式まで付加した空調システム・エアブレス を採用しました。(冷房はエアコンで賄います)

このエアブレスは、屋外に熱源機、床下に空気清浄機と送風機、そしてダクトを設置するシステム。二重構造の「壁の中」をあたためた空気が通り抜けます。特殊な断熱パネルで外壁部を覆っているので、外気の熱影響は受けずに済みます。室内はもちろん、小屋裏の換気も別系統でコントロールします。

屋外の熱源機で暖めた循環水の熱で空気を暖め、この空気を床下から壁の内部、小屋裏に送り込み、「床・壁・天井」の六面で輻射熱を得る方式です。室内で温風を感じることはないので、一日中、快適に過ごせます。取り込む空気は花粉もキャッチする高性能フィルターでろ過されます。

ここ北部九州では、11月下旬から4月上旬あたりまでが熱源機のフル稼働期です。床下のベタ基礎コンクリート(断熱処理した二重構造です)が温まるまで、数日は温度が安定しませんが、コンクリートは一度温まれば蓄熱体となり、よほど冷え込まない限りは安定した室温が保てます。周辺の温度変化を感知して熱源機のスイッチが入る仕組みのため、「暖かいのに加温する」という無駄な運転はありません。

空気の吹き出し口「エアホスト」は終日稼働するため、運転音を考慮して、この建物では洗面室の床下にを設置しました。深夜でも音は気になりませんし、寒い冬場に浴室や洗面室が暖かいという恩恵がありました。

エアブレス:蟹NAX

↑エアブレスの仕組み

↑エアホスト及びダクト設置風景

 

 
 

1998-2012 株式会社住環境工房らしんばん